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日本の祭り

 今日は午後2時半から雑誌の記事の取材を受ける。場所は母校・國學院大学の院友会館。テーマは「神祭りに見る日本人の本質」。以前もインタビューで顔見知りだが、京大出身の中年の編集者は的確な質問を繰り出してくる。神社新報の誘いで熊野の火祭りを見に行って来たとか。祭りには祓いと清めの日本人の感性が秘められ、それが古代からいまも続いていることが日本の大きな特質だと思う、と云う。祭りの始まりと神道的な意味とは?、地域での祭りを通して知る教育的効果とは?、現代社会に於ける祭りの持つ役割とは?、等など…。フォローを交えて貰いながら話しが進む。

 日本の祭りを語るとき、柳田國男と折口信夫は欠かせない。祭りには必ず木を立て、これが日本神道の古今を一貫する特徴の一つという柳田説から、森の文化へと話しが広がる。現在の神社神道の起源は弥生時代だが、原初神道ともいうべき大自然との共生から生まれた縄文の信仰の精神性を探求しなければ、神道の淵源に触れられない、といった自説から、祭りと祭祀の違い、地域共同体で育まれた祭礼のことなどで、あっと云う間に2時間余りが過ぎた。

 席を立つ頃、白衣姿の一行が入口からゾロゾロ入って来た。授業を終えた夏期の神職養成講習会の受講生達だ。思えば三十数年前、初めて神社本庁の神職資格を取得したとき、自分もあの中の一人だったな、と一瞬、当時の自分の姿と重ねてしまった。

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