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2015年10月

「大麻解禁と医療革命・大麻草CBDオイル」

 麻は人類が繊維を得るために最初に栽培されたがその歴史は非常に古い。エジプトでは紀元前1万年頃には既に栽培され、王の墓に麻栽培の壁画があり、ミイラが麻布で包まれていることも確認されている。

 日本の場合、縄文時代草創期から前期にかけて(約1万2千年~5千年前)の福井県鳥浜貝塚の集落遺跡から麻の繊維や種子が発見されている。秋田県由利本荘市の縄文早期(約7600年前)の菖蒲崎貝塚では、縄文土器の底から炭化した麻の実が出土している。

 麻は短期間で天に向かい真っ直ぐ育ち、神聖で 強い生命力がある強靭な繊維で、魔を除ける呪力があると信じられていた。

壊れやすい土器の表面に麻などを縒(よ)った縄の模様を刻むのは、土器に食べ物を保管する際、魔 (食べ物の腐敗)を防ぐ為に魔除けの縄の文様を施したためと言われている。

 邪馬台国の卑弥呼は魏に麻の布を贈っているが、神社の注連縄や横綱の綱や土俵に麻縄が使われるのは、麻縄に魔除けの機能や意味を持っているからである。縄文時代から捨てる部分がなく生活に利用されてきた麻は、日本人の信仰心と習合して神社のお札や神事には欠かせない神具の象徴となった。

 その麻は大東亜戦争に敗れて上陸した進駐米軍によって禁止され、現行の「大麻取締法」が昭和23年(1948)に制定された。しかし日本に麻の規制を迫ったアメリカでは、現在、扱いが大きく変わって来ている。

 大麻は「産業用」「医療用」「嗜好用」等に活用されている。ガンやエイズの治療などに効果があると言われる大麻は、現在のアメリカでは「医療用」として合法的に使用されており、医療用大麻は全米23州で合法化されている。世界的には21カ国で合法的に使用され、更なる研究の対象とされている。

 そして「医療用」から進んで、昨年2014年1月からは、アメリカのコロラド州で「嗜好用」大麻の販売が合法となり、続いて7月にはコロラド州に倣(なら)いアメリカ西部のワシントン州でも全面解禁となっている。

 昨年の11月には保守的と言われるアラスカ州で住民投票が行われ、21歳以上の成人のみの「嗜好用大麻」合法化法案が可決されて今年2月24日から解禁となった。28gは所持可能で、自宅での栽培も6株まで容認される。同じく2月26日には首都ワシントンD.Cでも成人のみの「嗜好用大麻」が解禁となる。更には7月に5例目になるオレゴン州で嗜好用大麻が解禁になった。

 これまで厳しかったアメリカが徐々に解禁に進む方向性に比べると、解禁のための議論すら盛り上がらない日本はずい分遅れている。そろそろ封印は解かれるべきだ。

_0881_2  アメリカでは酒の販売と飲酒を禁じていた禁酒法時代があった。オバ大統領が「大麻はアルコールほど危険ではない。私も吸っていた!」 と云う 発言は話題となった。ワシントン州ではボトルに入ったマリファナ・コーヒーを売り出したが、続いて大麻の有効成分THCを含有したコーヒー粉を発売した。進みゆく時代と共に法律の改変は自然の流れだ。日本でも世界の趨勢に沿った法律の改正が待たれる。

 最近は「嗜好用」大麻解禁ばかりがニュースになっているが「医療用」の研究も進んでいる。大麻に含まれるカンナビノイドの薬理効果が世界的に注目されている。特に大麻に含有されるCBDの臨床研究では、てんかん、 認知症、 アルツハイマー、薬物中毒、ガン、 発作、 統合失調症などのさまざまな症状の改善が報告されている。

 世界で「医療用」に活用されている大麻だが、特に最近、若年層にも増加しているアルツハイマーや認知症に有効なCBDオイルの可能性は、日本のように高齢化が急速に進む世代には大きな期待を抱かせるニュースだ。

最近、日本でもCBDオイルがつくられるようになった。早速個人的に飲用しているが体調の改善が徐々にみられるようになった。

大麻の取り締りの厳しい日本だが、「医療用」大麻解禁のための運動を見守っていきたい。 (完)

“ニッポン・スピリチュアル”講話会配布資料より

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